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ピース・イン・ツアーが応援する団体・活動をご紹介 Vol.4 〜横河オークン会〜

2020.06.25

新型コロナウイルスの影響が続く中、「旅に出たいけれど行けない、、、」という気持ちを払拭したい!!とスタッフの想いで新しく始めたこちらのコーナー。ピース・イン・ツアーがご手配等をお手伝いしている学校、NGO・NPO団体、ボランティア団体、学生団体や活動をご紹介いたします。

第4弾は、「横河オークン会」。横河オークン会はカンボジアで寄付をした小学校に毎年訪問し、子ども達と交流をしている任意団体です。2004年の贈呈式から毎年小学校を訪問し、2020年1月の訪問でなんと17回目を迎えました。
先生も積極的に参加する運動会、遠足、映画上映などを行っております。小学校訪問後はNPO、NGO訪問やカンボジアと第3国の観光をして帰国します。

横河オークン会の幹事である、宮澤宏様に小学校での活動をご紹介頂きました。
いつも本当にありがとうございます!

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「横河オークン会 カンボジア小学校訪問ツアー」

2002年に定年を迎えた横河電機(株)の同期会記念事業として、「カンボジアに小学校を」との声が持ち上がり、結果として有志46名の寄付と世界銀行からの援助を得て、2003年10月にコンポントム州のルッセイドイ小学校に新校舎が完成しました。

▲寄贈した校門の奥に見えるのが旧校舎

▲こちらが寄贈した新校舎

場所は世界遺産のサンボー・プレイクック遺跡の北東20kmの電気もガスも水道も無い村でした。2004年1月の寄贈式に16名が訪問して、子供達と先生やご父兄方の歓迎を受けました。子供達の笑顔とキラキラ輝く瞳が私達一行の心を捉え、来年も来ようと心に決めて帰って来ました。

以来毎年訪問を続け2020年1月で17回目の訪問を行いましたが、平均13名/回で延べ220名がPITさんと現地のオークンツアー社さんのご協力で訪問を重ねることが出来ました。


**1日目**
【子供たちの出迎え】
シェムリアップを朝8時半に出発してコンポントムに昼前に到着、ホテルに荷物を置いて昼食後に小学校に向かい、1時頃に到着します。

▲私達のバスが到着すると校門の内側に生徒達が2列に整列して出迎えてくれます。以前は私達全員が入場するまで列を乱さず拍手と合掌の出迎えでした。


▲最近は子供達が「こんにちは」と声がかかり握手をしたりハイタッチをしたりする余裕がお互いに生まれました。

【訪問団挨拶】

▲自己紹介で自分の名前を伝えると全員で名前を復唱してくれます。

▲その後、訪問団挨拶や行事の予定などをガイドさんの通訳で説明します。ガイドさんからのクメール語を聞くたびに歓声を上げ、拍手で応えてくれます。

【お土産の配布】


▲お土産の中身は、ノート、鉛筆、ボールペン、日本のお菓子、そして白いシャツ等々です。受け取る前に合掌して感謝の意を現し、最近は日本語で「ありがとう」と云ってくれます。

【教室で特別授業】


▲毎回、訪問前に授業内容の相談・準備を行ない、紙芝居、タコ作り、折り紙、牛乳パックでの紙細工などを行いました。子供達は材料の新聞紙やチラシを見たことが無いので紙面の写真に興味津々です。

【お絵描き教室】

▲2008年からお絵描き教室を始めました。事前に日本の小学校を訪問して私達の活動紹介ビデオを全校朝礼の場で観て貰い、集まった使わなくなった5kgを越えるクレパスをカンボジアに届けました。描き上げた絵の中から毎年3〜4枚がPHJのカレンダーに採用されています。(PHJは途上国の母子保健向上を図るNPO団体です。)
⇒PHJ(ピープルズ・ホープ・ジャパン)のホームページ

【映画鑑賞】


▲2015年からNPO法人World Theater Projectさんから機材と日本アニメのクメール語吹替版を借りて上映しています。村の外を知らない子供達に色々な世界を紹介して夢の種を蒔く活動です。
⇒ World Theater Projectのホームページ 

**2日目**
早朝の市場でカレーライス300人分(人数の2倍)の材料を調達し、小学校に8時半に到着します。初めに全員に赤と青のハチマキを着用させますが、運動会の人数割りを容易にするために前面に学年の数字を記入します。(当初は赤と白でしたが白は好まれないので青に変えました。)

【遠足】


▲2007年から5年生と6年生にサンボープレイクック遺跡への遠足を行っています。頼んだバスが幌付のトラックだったのには驚きました。子供達は先祖の偉大さを知って感動していました。

【カレーライスの給食】


▲お母さん達が鍋等を持ち寄ってくれてカレーライスを作ってくれます。オークンツアー社のドライバーさんも煮込みを手伝ってくださり、遠足組が帰って来る12時頃にできあがります。教室に持ち帰って仲良く食べています。殆ど全員がお代わりをするほど好評です。

【運動会】 






▲2009年から始めた運動会は子供達の最大の楽しみとなりました。準備体操から始め、徒競走、玉入れ、綱引き、リレー競争などを行います。ガイドのシー・ダエさん曰く『競技が始まる前は、子供達は私に「お姉さん水を飲んでもいいですか?」「おねえさんオシッコして来ていいですか?」と訊いてきたのに、競技が始まったら私の事は忘れて勝手に競技の中に飛び込んじゃいます。誰も止められません。』
最後の競技は高学年全員のリレー競争。子供達の興奮は最高潮に達し、カンボジアの広い青空に広がる声援は勝ち負けに関係なく感動します。閉会式では赤組・青組の勝ち数を発表し、『アラピアの歌』の全員合唱で終了です。

【お別れ】


初めの頃はもう会えないと泣き出す子もいましたが今は『バイバイ』『さよなら』と笑顔で見送ってくれます。こうして『来年も来ますから、みんな元気に成長してください』と祈りつつお別れです。

【先生方と懇親会】

▲コンポントムのレストランでの先生達との懇親会も楽しみです。毎回3人の日本語ガイドさんが通訳をしてくださるので話しが弾みます。

【卒業生が先生に】


▲左から2番目の先生の小学生時の写真

▲中央の先生の小学生時の写真
この中の2人の先生はこの小学校の卒業生で、私が初めて参加した時は3年生の可愛い女の子でした。当時の子供達に夢を尋ねると身の回りの大人しか知らないために殆どが先生か医者と応えていましたが、彼女たちがその夢を叶えてくれた事が私達の17回の訪問の最大の成果かもしれません。

〜その他の活動〜
【施設の寄贈など】


▲ブランコ、滑り台、鉄棒、シーソー等の遊具 図書室整備と絵本その他に調理小屋、井戸(2基)、トイレ等の寄贈や校庭の土盛りの支援等を行ってきました。

〜今後について〜
17年も続けてこられたのはボランティアとか使命感とかを考えずに子供達と逢って元気を貰おうとの思いが強かった事、更に2泊3日の近隣諸国観光を加えて楽しみを倍増させたからだと思います。定年後に始めた会なので高齢化で参加者が減り、今は同期会とは関係なく友人の紹介で幼稚園の先生だった方、保育士さんだった方、看護師さんだった方などの参加を得て継続しています。

これをお読みになって参加してみたくなりましたらピース・イン・ツアー社さんまでお願いします。

以上
横河オークン会幹事:宮澤 宏
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