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世界遺産ルアンパバーン郊外のエコリゾート「ラオ・スピリットリゾート」体験レポート2


▲目の前にはカン川

▲レストランでは絶景が目の前に
>>レポート01からの続き
ホテルスタッフが室内の設備を丁寧に説明してくれます。蚊帳付きのベッドにファン、クローゼット、バスルーム、広いベランダにはアンティークの机と椅子と最低限の設備です。と言うのも、周囲の大自然を楽しむために、テレビ、エアコン、冷蔵庫、電話といった電化製品は置かないというコンセプトがあるのです。「せわしない日々の生活から離れ、何も持たずに自然の中に身を置くことの贅沢を知ってもらいたい」とホテルスタッフが熱く語ります。

2007年頃からルアンパバーンでは新しいホテルやゲストハウスが続々とオープンしましたが、その多くは古民家を改装した小ぢんまりしたアットホーム型か、格調あるコロニアル調です。ここは全く異なるコンセプトを持った、ルアンパバーンの中でも「異端」なホテルなのです。
この日は移動の疲れもあって、レストランで夕食を取ってからすぐ眠りにつきました。虫の鳴き声に溢れた中、ウトウトしていると、夏休みに「田舎のおばあちゃんの家」に泊まりにきたような錯覚を覚えました。日本人がラオスに来るとよく言う「懐かしい感じがする」というのも頷けます。環境は違えど、日本人とラオス人の根底に流れる感覚は近いものがあるのかもしれません。実際の私の「田舎のおばあちゃんの家」はこんな山奥ではありませんが、日本人の原風景への憧れがそう思わせるのでしょうね。
一晩開けて、真っ暗だった周辺の様子が明らかになりました。ホテルのすぐ目の前にはカン川が流れていたのです。カン川はルアンパバーン市内で大河メコン川に吸収される川です。対岸には大きな岩山がそびえ立っていて、バンガローのベランダからはカン川と岩山が一望できるという絶景。当然、周辺には草木以外は何もありません。

バンガローは全部でたったの五棟。静かな環境を保つ為の配慮なのでしょうか。コンセプトが変わらない限り、部屋数が増えることもないでしょう。
ハイシーズンは予約が大変かもしれませんが、これだけ街から離れていて、部屋数が少ないというのも特別な隠れ家に招待されたような気分になります。それぞれが適度な距離を置いて建てられているので、隣の物音も気になりません。あったとしても虫の鳴き声にかき消されてしまうかも?それだけ虫の鳴き声に溢れかえってるので、部屋のなかにもアリやキリギリスが入ってきます。よっぽど虫が苦手という方でなければ許容できるレベルだとは思いますが。もちろん蚊に刺されないよう虫除けスプレーは必須です。


▲バスタブ完備のバスルームも広さ充分

室内でユニークなのはシャワールーム。バスタブとは別にシャワー室があるのですが、なんとこれが天井が吹き抜け!空を眺めながらシャワーを浴びれる開放感は他では味わえません。夜はもちろん星空を眺めながらのシャワーになります。「外から丸見えなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ここは人里離れた山の中。わざわざ覗きにくる人などいないのでご安心を!むしろ、そんなことを忘れさせてくれるほどの開放感がここにはあります。
 

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