世界遺産ルアンパバーン郊外のエコリゾート「ラオ・スピリットリゾート」体験レポート
▲優しい灯りに包まれた室内 |
▲夕食も蝋燭を灯してムーディに |
||
世界遺産の町ルアンパバーンの空港に降り立ったのは現地時間19時過ぎ。出口でガイドさんと合流し、向かうはホテル。街中のホテルであれば20分もあれば充分ですが、これから向かうホテルは40~50分かかるとのこと。 今回滞在するホテル、ラオ・スピリット・リゾートはルアンパバーン郊外の人里離れた山奥にあるので、それも当然。ポツポツとした街の灯かりはあっという間に消え去って、辺りは漆黒の闇へ。ヘッドライトに照らされるのは舗装されてない山道です。 「昨日まで毎日雨が降ってた」とガイドさんの言う通り、道はぬかるみ、大型トラックの轍で凸凹になっている為、徐行を余儀なくされます。「雨季は4WDじゃないと厳しい道です」とガイドさん。暗闇の中、前方に何か動くものが見えた!と思ったら、数頭の牛の群れ。リゾートどころか人の気配すら・・・まだありません。果たしてこんな真っ暗な道の先にホテルがあるのかと不安にもなってきます。ガイドさんとの会話も尽きかけたころ、ようやく仄かな灯りが見えてきました。 |
車を降りてまず驚いたのは、ホテルそのものよりも周囲の環境です。鈴虫やコオロギの鳴き声が周囲に溢れかえっていて、上を見上げれば降ってきそうな程の満天の星空!山奥なので当然と言えば当然なのですが、テント泊が似合いそうなロケーションの中、突如幻想的なホテルが出迎えてくれたのだから、あっけにとられます。 出迎えてくれたホテルスタッフが開口一番に「気に入りましたか?」と聞いてきましたが、気に入るどころか既に興奮状態でした。 「ジャングルの中のリゾートは本当だった!」 ホテルの敷地は広く、各部屋は独立したバンガローになっています。ポツポツとした優しい琥珀色の明かりがバンガローへの道を照らしていて、幻想的。山の中のバンガローと言うと粗末な安宿と思われがちですが、、造りはしっかりしていて、広々とした室内も清潔。ここは言うなれば「エコ・リゾート」です。 |
||