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世界遺産ルアンパバーン郊外のエコリゾート「ラオ・スピリットリゾート」体験レポート3

▲朝日と共に味わう周囲の自然美 ▲敷地内の散歩も楽しい!
>>レポート02からのつづき
バンガローの造りはラオス伝統の木造高床式住居のスタイルを模しています。近年の経済発展に伴い、人々の住居は木造高床式からレンガ造りに取って変わりました。が減少していく中、伝統が失われないように継承していこうという作り手の想いが込められています。

ラオスの伝統的な高床式住居は、木を地面に杭打ちし、その上に竹などを材料にして作ります。家の前面に広くて屋根の付いたベランダを付け、屋根はヤシあるいは草葺きとなっています。
ただ、その地の気候の差異によって若干そのスタイルは異なります。温暖な気候の低地では、地面から約2メートルの高さを確保するように木の杭を打ち、その上に家屋を建てます。これは、換気を良くするためと、陽射しの強い時期には日陰スペースとして都合が良いからです。このスペースは資材置き場だったり、お母さんが糸を紡いだりと様々な形で活用されます。働くお母さんの横で、お父さんがハンモックでのんびり昼寝をする姿というのもよく目にしますよね。ラオスの女性は働き者ですが、オトーサンは・・・何をしてるのか良く分からないというという・・・。

ラオス高地のより涼しい地方では家屋は杭打ちする木はより短くて、屋根はより厚めに葺(ふ)き、竹で編んだモザイク柄の壁が多く見受けられます。少数民族の村に行くとこのようなスタイルを多く目にしますね。
もちろんこのホテルはそのようなスタイルをベースとしながらも頑丈な造りとなってます。木の柱はレンガで補強されてますし、屋根にはヤシを使用しながらも雨漏りはありません。「山の民」と呼ばれるラオス人本来の生活に近い形のリゾートをという出発点に忠実な結果なのでしょう。「ラオ・スピリット・リゾート」という名前の意味も恐らくそういうことなのでは?

褒めてばかりでは胡散臭いので、このホテルの難点についてもお話しましょう。これはやはりアクセスが大変という点に尽きます。ルアンパバーン市内への車をホテルにチャーターしてもらう場合、片道20ドルもしてしまいます。あの悪路を40分かけて行くのですから、それだけの料金になるのも仕方ない気もしますが。こうなったら思い切って、一日中ビアラオ(ラオスのビール)片手に山を眺めながらボケーッとするのも良いでしょう!大自然のなか読書をするもの優雅ではありませんか!むしろ、ここは「何もしない贅沢」をするための場所なのです。


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