シンチャオ!阿部です。
皆さんは外国人に「日本のKIMONOが見たい」と言われた
経験がありますか?
他国の伝統衣装、民族衣装に興味を持つのは万国共通ですよね。
ベトナムの有名な伝統衣装といえばアオザイですが、
54もの民族で成り立っているベトナムの中で最もカラフルで
目立つ衣装を纏っているのは恐らく花モン族でしょう。
このカラフルな衣装の女性!
彼女たちの姿は花モン族が集う曜日ごとの市場で目にすることができます。
花モン族が住んでいるのはベトナム北部のラオカイ省。
少数民族の里であり、近年は高原リゾート化が進んでいるサパ
からもそう遠くありません。
サパのリゾートといえばココ!という記事も私が書きました↓
曜日ごとの市場はラオカイ省バックハー県の中で数箇所に
別れて開催されています。
バックハー市場(日曜)
コックリー市場(火曜)
シンチェン市場(水曜)
ルンカウニン市場(木曜)
カンカウ市場(土曜)
では、曜日・場所によって違いはあるのか?というと、
実は大アリで、旅の印象すら大きく変わってしまうかも
しれません。
大まかに言うと、バックハー市場(日曜)とその他の
市場が大きく異なります。
バックハー市場はこの地域で最も大きな市場です。
その規模の大きさ、アクセスのし易さから、
外国人観光客の間では「花モン族の市場ならバックハー」
と定説化されてきました。
その分、外国人観光客は多く、やや観光化が進んでいる
と言えます。
ただ、その規模の大きさは圧倒的で、お店の多さ、扱う
商品の種類の豊富さなどの点で見ごたえがあります。
売り物は灯油ではなく、トウモロコシ焼酎です。
一方、その他の市場はバックハーに比べ、外国人観光客が
多くない為、まだまローカル色が強いです。
ここから下の写真はコックリー市場(火曜)ですよ!
水牛が放牧されていてのどかですなー、
なんて思ったら、これらも全部売り物とのこと。
ただ、この素敵な伝統衣装もいつまで見られるか分かりません。
花モン族の中でも、服に対しては伝統よりも機能性に軸足を
移してきている人が徐々に増えてきています。
やっぱり見られなくなる前に見に行きたいものですね。
■まとめ
・バックハーは大規模、でも観光化が進んでいる
・その他の市場は小規模だが、まだまだローカル色が強い
どの市場に行くかはお好み次第です。
バックハーに1泊して2日間で2箇所の市場を見比べるのも面白いと思います。
そのようなアレンジももちろんOKですので、ご相談くださいね!
花モン族の市場を訪れるサパのツアー、内容をリニューアルしました!↓
以上、阿部でしたっ〆