オ・ト・ナの泥んこ遊び・・・・
Hな話題ではないので、ご安心を(笑)!
「ま、そういう話題も嫌いではないのですが」と
思ってしまう阿部です。
半年前のことですが、カンボジアのサイクリング
ツアーに添乗員として同行した際の、ちょっと
変わったサイクリングコースが今回のお題です。
シェムリアップを基点にして、のんびりと、時には
ハードに毎日50㎞ほどマウンテンバイクで走ると
いう内容だったのですが、最終日は日本語ガイドの
パナーに「おまかせ」にしました。
シェムリアップ周辺は未舗装の赤土の道路が多く、
村々の名もなき道をのんびりと走るのがイチバン
気持ちの良いコースと、熟知するパナー。
彼ならきっと、「のんびり心地よいコース」という
リクエストに応えてくれるだろうという信頼をもと
にお願いをしました。
パナー「誰も居ない、ひっそりとした遺跡があります」
阿部「イイじゃな~い!!穴場っぽいし」
パナー「ただし、泥だらけになります」
阿部「・・・ナヌ?」
そんなパナーが案内をしてくれたコースは
ご覧の通りの水田であった・・・・!
しかも、通るのは、こんなに狭~いあぜ道。
マウンテンバイク中上級者でないと、バランスを
取って走るのが難しい!
ちょっとでもバランスを崩せば、両サイドの水田に
ドッボーンです。
さらに、雨季明けということもあり、
所々水没してるではありませぬか!
パナーの予言通り、服も靴も泥だらけです。
これ以上はない、というほどの悪路
(と言うか、既に道ではなくなっている)
に悪戦苦闘しながら辿り着いたのがこの遺跡。
少しタ・プロームに似てますが、こちらの
方が圧倒的に静かで「遺跡らしい」雰囲気。
ガイドブックに載っておりません。
入場料もかかりません。
観光客もおりません。
そう!道が悪いから、誰も来ないのです!
マウンテンバイク、そして技術を持った乗り手たち
だからこそ辿り着けた遺跡ということで、
優越感に浸りながら「遺跡貸し切り観光」を
楽しめましたヨ。
そして、来た道を変える途中、畑仕事に向かう
村人たちとすれ違い、「日本人のすることは
分からん」とばかりに笑われました(^^)
参加された方が「これって大人の泥んこ遊びだよねぇ」
と楽しそうにお話しをされてました。
イイ大人が童心に帰る、それがカンボジア×自転車
なのだと確信に至った阿部でした。
※もちろん、こんなハードなコースばかりでなく、
基本は自転車ビギナーOKのコースが基本です!
アンコール遺跡&田舎道を走るサイクリングツアー3泊5日:
http://www.pitt.jp/tour/detail.php?tour_code=CBP-13
今回の記事でご紹介したツアーは上記とは異なり、
完全オーダーメイドで手配をしました。
大人の泥んこ遊びをご希望という、お好きな方(?)
は阿部までご相談くださーい!
(阿部)