ベトナムのお正月、テトについて①


ベトナムのお正月と言えば、旧正月です。テトと言われるもので、旧暦の1月1日です。そのため、毎年お正月がかわります。
また、中国も旧正月を祝いますが、必ずしも同じ日ではないようで、いったいどうやって決めているのか、はてさて、謎です。
ベトナムの場合は、「今年の旧正月は○○ですよ」と政府から発表があり、大切なお正月3が日と、大晦日が周知されます。また、公務員のお休みなども政府より発表になり、年によって長かったり短かったり、いろいろです。
ベトナム国内にいる外国人が長期でお休みをとれるのは、基本的にはテトのみ。駐在員の奥様方が子どもの夏休みや春休みに日本に帰国するのを別にすると、このテトというのは本当に貴重な貴重な連続するお休みなのです。
そもそも、ベトナムには祝日はあまりありません。
旧暦の1月1日-テト、
旧暦の3月10日-フン王の命日、
新暦の4月30日-南部解放記念日、
新暦の5月1日-メーデー、
新暦の9月2日-独立記念日
そのため、指折り数えて待つのがテトなのです。
なかには、「駐在中はベトナム国外に出てはいけないことになっている」という方もいて、そういう方はニャチャンやムイネーなどのリゾートに遊びにいくようでしたが、日本に家族がいる方は日本帰国、またこの際近隣諸国をまわってみたい、とカンボジアやタイなどに出かける方も多くいました。

私も在住時代、日本に帰国したこともあれば、近隣国でのんびりすごしたこともありましたし、「テトは本当に静かよ」という知人の言葉を確かめてみたくて、ベトナムに残ったこともありました。その結果、本当にテトは静かでしたよ~~。
いまでこそ、テト期間も空いているレストランやスーパーも出てきたようですが、私が住んでいた当時は、本当にどこも開いておらず、あれこれ買いだめしてテトを乗り切ろうと思ったのですが、備蓄食品が底をつき、近所にあったPHO24に行ってみると、店内がかつてないほどの混雑アーンド、テト金額に(つまりはただでさえ高いPHO24がさらに高く)なっていたのでした。
ベトナムの周辺国では、お正月の期間に「現地のお正月を体験してみよう」とツアーを組んだりする方もいますが、ベトナムでは諸般の事情から本当に難しいです。
なれはなぜか。
いくつか理由がありますが、そのうちの一つとしては「古くからの言い伝え」があります。
ベトナムではテトはとても神聖なものと考えられており、その年の家族の運勢を左右するもの、と言われているからです。昔の日本と同じかと思います。
その年のテトに、家に入ってきた人で、その年の家族の運勢が決まると言われています。そのため、お正月にベトナム人家庭を訪問するのはとても慎重にならざるを得ません。
私も何度かベトナム人同僚や友人や学生に誘われましたが、「祖母が反対しているから」「外国人だと、運勢が判断できないと父が言っている」と、結局、新年に訪問したことはありませんでした。
ベトナムのお正月がどんな様子なのか、お邪魔してみたかったなあと思う反面、この現代においても、伝統を守り続けようとするベトナムの姿に「やっぱりかっこいいな、ベトナム」という気持ちもあります。

ベトナムのテトについて、まだまだ皆様にお伝えしたいことがあります。
追ってご紹介していきたいと思います。

 

★テト期間中の「家の中でのきまりごと」記事はこちらから。

http://www.pitt.jp/blog/?p=869

 

それでもテトにベトナムへ行きたい、という方はこちらまで。

ピースインツアー 03-3207-3690

http://www.pitt.jp/vietnam/


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